“お騒がせ男”ベントナー、33歳で現役引退を発表

 元アーセナルのデンマーク代表ニクラス・ベントナーは、33歳でサッカー界から引退を発表した。

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 2005年にアーセナルのアカデミーを卒業したベントナーは、9年間でプレミアリーグ108試合に出場して34ゴールを記録。その後は、バーミンガム、サンダーランド、ユベントスにレンタル移籍し、2012-13シーズンにはアントニオ・コンテ監督の下でセリエAのタイトルを獲得した。2014年にアーセナルを退団したベントナーは、ヴォルフスブルクで2年間プレーしてノッティンガム・フォレストでイングランドに復帰。その後は母国デンマークに戻ってローゼンボリやコペンハーゲンでプレーし、3日にスパイクを脱ぐ決断を下した。

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 デンマーク代表でも81キャップ30得点を誇るベントナーは、「俺は最高のストライカーだ」と豪語するなど悪目立ちする場面が多く、2012年には代表での得点の際に下着に書かれた会社を宣伝したとして、1試合の出場停止と8万ポンド(約120万円)の罰金処分に。2018年にはコペンハーゲンでタクシー運転手を暴行して、50日間の禁固刑を受けていた。

Photo Mike Hewitt
編集部 N

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この記事を書いた人

学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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